グリップの先端にはワシの彫刻が施されており、
他にも作り込まれた彫刻が細かいパーツにもしっかりと施されています。
そのままでも十分かっこいい逸品ですが、
どこまでイメチェンできるか楽しみです。
2.下磨き
今回は塗装を剥ぐのと同時に、
素地が結構深い傷も多いので、粗めの研磨剤からスタートします。
硬めの砲弾型フェルトバフがオススメです。
力を込めずに低速でじっくり磨くようなイメージです。
傷取り研磨は一箇所に力を込めるのではなく、全体的に慣らす、といったイメージで研磨します。
ここで焦って変な力を込めたり、研磨ムラを作ってしまうと後が大変になります。
3.中磨き
毎度おなじみの中磨きの研磨剤ですが、
下磨きでできた、研磨傷や小さな傷などをリカバーすることができます。
中磨きは軽視されがちなのですが、実際は非常に大事な工程です。
これを挟むことで仕上げの光り方が大きく変わります。
これも下磨き同様、ゆっくり丁寧にバフがけしていきます。
4.仕上げ磨き
今回は固形での仕上げはせずに、
液状のみで仕上げてみました。
仕上げのコツはとにかく柔らかいバフで、ルーターの回転速度は高速にし、表面を撫でるように研磨することです。
みるみる光り出すので、仕上がり具合を見ながら、
適時研磨剤を追加しつつ磨きましょう。
5.完成